soraは、三島でこっそり深呼吸したい日にぴったりな、ギャラリー&ショップ
たまには、カフェでも雑貨屋でもない、心がほどける場所にふらりと立ち寄りたくなる。
そんな日におすすめしたいのが、「sora 三島ギャラリー&ショップ」。
ここは、アートと日常と小さな感動がギュッと詰まった、駅近とは思えない異空間です。
ちょっとアンティーク、でも新しい。
なんだか、自分の中の静かなスイッチが入る場所なんです。

三島駅から徒歩3分…ほんとにあるの?と思うくらい隠れてます。
ちょっと怪しい道、愛染小路の2階、ノスタルジーの階段を上がると…
まず場所。三島駅南口からたったの徒歩3分。
なのに「ここで合ってる?」と心配になるくらい、場所はディープ。
昭和の香りがプンプン漂う飲み屋街「愛染小路(あいぜんこうじ)」。
(私は、怪しげな道と呼んでいる道)を進んで、
古びた階段をトントンと上がっていくと、現れるのが「sora」。
お店の入り口は控えめ。ドアノブすら可愛く見えるほど、世界観がしっかりしています。

築40年のビルを、ご夫婦でDIYリノベ!
この建物、築40年の古ビル。
オーナー夫妻が手をかけてリノベーションした空間は、古さを味わいに変えた見事な仕上がり。
白い漆喰の壁に、あえて残した木製の郵便受けやサビの味があるトタンの看板。
入口の階段は、都会の隠れ家ギャラリーを匂わせるから、階段をあがるときにいつもドキドキ。

ギャラリースペースで、大人のわくわくに出会う
展示会は毎月のように開催。アートが日常に寄り添ってくる。
奥のギャラリースペースでは、毎月のように展示会を開催。

地元の作家さんの個展や、器・布・アクセサリーなど、暮らしに彩りを添えるものが並びます。
どれも、観賞用じゃないんですよ。
生活にそっと入り込んでくるアートという感じ。
展示ごとに店内の空気も変わって、何度来ても新鮮。
「先月とはぜんぜん違う雰囲気だな」と思って見回すのも、また楽しいポイントです。

窓の向こうは、楽寿園の森。季節と一緒に、sora時間。
小さな窓から見える「緑の絵画」
お店の奥に、小さな窓がぽつんとあるんですが…
その向こうに広がるのが、なんと楽寿園の森。
木々の緑がまるで一枚の絵のように切り取られていて、
四季によって色が変わります。
春は淡い緑、夏は深く力強く、秋にはちらちらと赤や黄がまじり、冬は静けさが冴える。
…って、なんか詩人みたいなこと言っちゃいますが、それくらい素敵なんです。
ショップスペースでは、センスのいい「ちょっと欲しかった」ものが見つかる
「soraに行けば、なにか見つかる」そんなラインナップ
ギャラリーだけでなく、コンパクトなショップスペースも見どころ。
器やアクセサリー、布モノなど、セレクトされたアイテムはどれもセンス抜群。
手に取ると「…これ、わたしの部屋にちょうど欲しかったやつ」となぜか思ってしまう不思議。
ちょっとしたプレゼントにも◎。
ちょっと気を抜きたい、そんな日に「sora」は効く
カフェじゃないけど、癒し度は満点
soraさんは、ぼーっと眺めるが似合う空間。
ここで自分と対話してみたり。
帰るころには、少し軽くなった心を感じられるかもしれません。
写真はsoraでおこなわれた演奏会の時のもの。

三島観光の新定番。だけど、あんまり教えたくない。
三島といえば富士山、湧水、鰻…それもいいけど、
「静けさの贅沢」を味わいたいなら、soraへ。
観光に疲れたら、地元の人になったつもりでふらりと立ち寄ってみてください。
ただし、あまりにも居心地がよすぎて「帰りたくない病」発症注意!!!
soraでの時間は、誰にもジャマされない自分の小さなご褒美時間です。
s o r a
住所:静岡県三島市一番町14-8 一番町栄ビル2F
アクセス: JR三島駅南口から徒歩約5分
定休日・営業時間: インスタグラム要確認!
Instagram: @mishimanosora