一皿ごとに、火と人のぬくもりを感じる店。
「おいしい焼き鳥って、なんだか心が整う」
そう思った夜がありました。
そのお店の名前は、炭火焼き鶏 KINOSUKe(キノスケ)。
場所は、静岡県の伊豆箱根鉄道・大場駅から徒歩圏内。
普段はあまり降りない駅で、ちょっとだけ旅気分を味わいながら向かう、
わざわざ行きたくなる焼き鳥屋さんです。

大場駅からふらり。地元に愛された「キノスケ」へ
まさに、地元の人に愛されてきた“町の名店”
駅を出て歩くこと数分。
入る前からほっとしてしまいます。
中に入ると、カウンター越しに聞こえる炭火の音。
じゅう…という音すらごちそう。
数席のカウンターと、テーブル席。
決して広くない空間なのに、不思議と窮屈さはなく、
むしろ「ちょうどいい距離感のやさしさ」が漂っていました。

炭火と塩の魔法|KINOSUKeの焼き鳥は、丁寧がすべて
焼き鳥って、こうやって丁寧に焼かれるんだ。
まず驚いたのが、火入れの正確さと、塩の美しさ。
大将が丁寧に焼いている様子、言葉で説明するのが難しい・・・
焼き目はこんがり香ばしく、中はしっとりジューシー。
塩加減も絶妙で、鶏本来の旨みがぐっと引き立ちます。
余計な匂いや脂をしっかり落としつつ、
旨みだけを炭火の魔法で閉じ込めている感じ?!
そして、名物つくね。
ふわっと柔らかいのに、しっかりコクがある。
気取らず、でもきちんと。これが、KINOSUKeのちょうどいい
店主の人柄と、店の空気がしみじみ沁みる
KINOSUKeが長く地元の人に愛された理由。
それは、料理の美味しさだけじゃないんです。
店主さんの人柄がとにかくやわらかく、押しつけがましくないのに、
「焼き鳥が好きなんだなぁ」ってちゃんと伝わってくる。
初めて行った時、カウンターでいただいたんですけど、ほんの少し会話を交わしながらも、
静かに料理を楽しむ空気が流れるのも、実に心地いい。
「ひとりでも行ける焼き鳥屋、って貴重だな」と感じました。

「炭火焼き鶏 KINOSUKe」から「焼鳥酒場希乃祐」へ。
あの味、あの空気感はそのままに。進化して登場!
大場駅から徒歩圏。
移転を機に、ちょっと大人の隠れ家感が増した印象。
新店舗でも、刺しシリーズ食べたいな!!!!

炭火焼き鶏 KINOSUKe、そして今も続く美味しさの物語
INOSUKe時代に焼き鳥に恋してしまった人は数知れず。
今はその味と想いをのせて、「焼鳥酒場 希乃祐」として生まれ変わっています。
- 炭火の香りに癒されたい日
- 心とお腹を同時に満たしたい夜
- 誰にも気をつかわず、自分を甘やかしたい時間
そんな日に、ふらりと訪れてほしいお店です。
炭火焼き鶏 KINOSUKe
※現在は移転済移転オープン→「焼鳥酒場 希乃祐」
住所:静岡県田方郡函南町間宮61-9
定休日・営業時間: インスタグラム要確認!
Instagram: @yakitori_kinosuke