忙しい毎日に、小さなご褒美を

今日はこっそりと教えたい秘密の花園があります。
それが、静岡県沼津市にある「香貫山(かぬきやま)」。都心からのアクセスもよく、日帰りも可能なこの小さな山には、紫陽花が咲き誇る初夏の絶景があります。
知る人ぞ知る、まさに“プチ非日常”。心ときめく場所を探しているあなたに、ぴったりのスポットですよ!
香貫山とは?

沼津の暮らしに寄り添う、やさしい里山
「香貫山」と聞いて、ピンと来る人はまだ少数派かもしれません。
でも、沼津市民にとってはとても身近な存在!
お手軽サイズながら、海・街・富士山までを一望できる絶景スポットなのです。
特に紫陽花(6月中旬〜7月上旬)は、まさに“お山のアートギャラリー”。
大好きな場所でなんです。
ちなみに、登山といってもハードな山登りではありません。片道30~40分程度の軽いハイキングコース。スニーカーがあれば、十分楽しめます。

紫陽花の名所なのに、あまり知られていない理由
どうしてこんなに素敵なのに、知られていないの?」と思わず口にしたくなる香貫山の紫陽花。むしろ、知られていないくらいが嬉しかったりする。
なぜなら・・・ひっそり感もまた、可憐で落ち着くから。
誰かが植えたものだけど自然そのものの風景。ありきたりな“映え”を超える、本物の美しさなのです。
香貫山は、「人に見せる」ではなく「自分のために味わう」場所。だからこそ、感性にこだわるあなたには刺さるはず。
秘密にしておきたくなる場所って、こういうとこ。地元の方が丁寧にここを守ってくれているから・・・

香貫山ハイキング、リアルにこんな感じでした

実際に歩いてみた感想とルート、私は今回、香陵台まで車で登れる登山ルートからスタートして、往復してきました。木陰も多くて風が気持ちよく、汗だくにはなりません。
足元にはどこか懐かしい土の感触、耳には鳥のさえずり。ときおりすれ違う地元の方の「こんにちは」の声に、心が和みます。
紫陽花の咲くゾーンは、パッと明るなって
少しだけ汗ばんだ肌に、初夏の風と花の香りがそっと寄り添ってきます。
登った先にはベンチと展望台があり、晴れていれば沼津港と駿河湾、そして富士山のご褒美ビューが待っています。コンビニおにぎりでも、ここで食べると立派なごちそう。
「私、ちゃんと自然を味わってるなぁ」と、しみじみ感じる瞬間でした。。

ハイキング後の「ごほうび時間」はカフェでどうぞ
せっかく沼津に来たのなら、下山後の寄り道も抜かりなく。
香貫山のふもとには、沼津港エリアの個性派カフェや、海鮮ランチのお店が点在しています。たとえば「カフェブラン」は、昭和レトロな内装が素敵な隠れ家カフェ。また、港で手に入る干物や地元野菜を使った料理を提供するお店も多く、食の満足度も高め。
香貫山で、感性を磨く初夏旅を
香貫山は、感性に寄り添ってくれる静かな山です。
紫陽花を愛でながら、自分のペースで歩く。登りきったあとに広がる風景を前に、すうっと深呼吸する。
そんな小さな旅が、日々に埋もれていた自分らしさを、そっと掘り起こしてくれます。
「よし、また頑張ろう」と思えるのって、こういう場所に出会えたときなんだな、と。

香貫山の紫陽花は、知る人ぞ知る沼津の宝
- 香貫山は、沼津市にある標高193mの低山
- 紫陽花の見頃は6月中旬~7月上旬、登山道沿いに自然に咲いている、紫陽花の群生した場所は見事!
(紫陽花の撮影は2025.6.19) - 登山道は片道30〜40分で、気軽なハイキングに最適
- 頂上からは駿河湾や富士山の絶景が楽しめる
- 下山後は沼津港エリアのグルメやカフェでプチリッチなご褒美タイムを