たまには、派手さゼロの“ほっこり贅沢”を。

なんだかんだ、つい「映え」や「非日常」に目を奪われがちですが、
本当に心がほぐれる場所って、じつはもっと静かで素朴なところにあるのかも・・・
今回ご紹介するのは、静岡県三島市にある蕎麦屋さん【みずのと】。
古き良き酒屋だった建物をリノベーションした空間で、
素材と手仕事を大切にしたお蕎麦と地場の味を、ゆったりと味わえるお店です。
派手じゃない。でも、ちゃんと忘れられない。
そんな一食を、そっと差し出してくれるこのお店――
「三島 みずのと 蕎麦」で探していたあなたに、きっとぴったりです
元・酒屋さんの古民家が、蕎麦屋に生まれ変わったら
三島の街並みに溶け込む、美しすぎない美しさ
三島の街中のすこしはいった道沿いに
どこか懐かしい空気をまとった建物が現れます。
それが、今回の目的地【みずのと】さん。
外観は、ほぼそのまま“かつての酒屋さん”。
木の引き戸が魅力的!!
なんか上品を匂わせる佇まいなのに、決して「入りづらい」なんて思わせない不思議なやさしさ。
店内に足を踏み入れると、土間や梁が残されたセンス良い空間が広がります。
椅子の並べ方や照明の位置も自然で、懐かしい。
蕎麦と、三島の恵みたっぷりの一皿たち

素朴なのに、忘れられない味ってこういうこと
お目当てのお蕎麦は、ふっと香る美味しい蕎麦の風味。
噛みしめるほどに“手の仕事”を感じられる一本一本に、思わず無言に。
さらに印象的だったのが、つゆのバランス。
濃すぎず、でもしっかりとコクがあって、
「え、もう一口」「…やっぱもう一杯」と思わせる、クセになるやさしさ。
そして天ぷらがまた絶品。
三島野菜を中心に、季節の素材をさっくり軽やかに揚げた天ぷらは、
衣が薄くて油っこくないのに、ちゃんと旨みが詰まってる。
お蕎麦だけじゃない、夏野菜と海の恵みのコラボレーションも。
野菜が主役って、こんなに豊かだったの?
【みずのと】さんの素敵なところは、蕎麦だけじゃないんです。
予約していただいたコース料理は小鉢料理も充実。
素材のよさを活かすって、こういうことなんだなと実感します。
冷房よりも、心に効く涼しさがここにありました。

光と風が通る空間で、時間まで味わう
「なんか、ずっとここにいたい」って思った瞬間
このお店、ただ料理が美味しいだけじゃないんです。
古民家ならではの風通しのよさが、
すべての時間を“余白のある時間”に変えてくれる。
一人でも、友人とでも。しゃべっても、黙っていても、居心地がいい。
そんな空間って、意外と少ないんですよね。
食後の余韻までじっくり味わいたくなる、そんな場所です。

三島みずのと蕎麦」は、派手さゼロのごほうび時間。
華やかな観光地やにぎやかなグルメもいいけれど、
心から満たされる体験って、こんなふうに静かに訪れるものかもしれません。
【みずのと】さんで過ごすひとときは、
派手じゃない、でも忘れられない、“整う時間”。
- 古民家を活かした温もりのある空間
- 自家製粉の香る手打ち蕎麦と、絶妙なつゆ
- 地元野菜と海の幸が彩る、やさしい料理たち
- そして、時間ごと味わえる上質な空気感
三島散策の途中で、ひと息つくには最高の場所。
「三島 みずのと 蕎麦」で検索して見つけたなら、そこはもう運命です。
おいしいお蕎麦と、やさしい時間。
“ちょうどいい贅沢”って、きっとこういうこと。
【みずのと】
住所:静岡県三島市芝本町12-22
定休日・営業時間: インスタグラム要確認!
駐車場:なし
Instagram: @sobamizunoto