伊東植物園は、ただの植物園ではない。感性がふわっと開く個性派ナチュラル・スポットだった!

「植物園」と聞いて思い浮かべるのは、大きな敷地、整備された温室、きっちりした解説パネル…そんなイメージではありませんか?
でも、ここ伊東植物園(伊豆・河津町)は、いい意味でその期待を裏切ってくれます。
なぜなら、ここは個人が運営している超個性派の植物園。
しかも目の前に広がるのは海!
フジバカマが咲き誇る園内には、優雅に舞う旅する蝶「アサギマダラ」。
さらに、園長のTシャツが…あまりに自由でキュートすぎる…!
植物園というより「園長の趣味と愛情があふれる開放空間」。
ふらっと訪れたつもりが、すっかり心をつかまれて帰ってきました。
なぜ「伊東植物園(伊豆)」が心に残る観光地なのか?
個人が運営しているから、すべてが手づくりであったかい
伊東植物園は、市営でもなく、財団でもなく、個人の方が愛情いっぱいに育てている小さな植物園です。
「園長さん」ことオーナーの方が、自ら手入れをし、手作りの案内板を設置し、来園者とおしゃべりし、そして――
オリジナルTシャツで優雅に登場。
Tシャツの柄、めっちゃかわいい。
何かのキャラかと思いきや、完全オリジナルっぽい…。
植物への愛とユーモアが溢れまくってる園長さん、完全に推せます。
植物×海という、伊豆らしいロケーションがたまらない
園内から見えるのは、なんと伊豆の青い海!
ふつう、植物園といえば「森」とか「山」ですが、ここは違います。
空と海と植物が一体となった開放感、どこを切り取っても癒しの塊です。
そしてそこに咲いているのが、秋の風物詩でもあるフジバカマ。
その花に引き寄せられてくるのが、あの美しい渡り蝶――

アサギマダラに出会える!?運命の瞬間を体験しよう
フジバカマとアサギマダラの密やかな約束
アサギマダラは、長距離旅をすることで有名な蝶。
まさかそんな蝶が、個人運営の植物園で見られるなんて思わないじゃないですか。
でもここでは、運が良ければそのアサギマダラがふわりふわりと舞ってくれる。
まるで夢の中の情景。
風に揺れるフジバカマ、青い海、そしてアサギマダラの優雅な飛翔。
「なんか、泣けるかも…」と、思わず静かに深呼吸してしまう瞬間があります。

伊藤植物園
住所:静岡県賀茂郡河津町浜釜坂410-116
Instagram: @ito_botanical_garden